【ベルギー】フランダースの犬、ネロが求めた絵
こんにちは、犬を飼うならゴールデンレトリバー しのと申します。
本日は有名なアニメ「フランダースの犬」のモデルとなったベルギーのノートルダム大聖堂についてご紹介します。
ノートルダム=聖母マリア という意味なので、パリで燃えてしまった大聖堂以外にもノートルダム大聖堂の呼ばれる大聖堂は各地にあるんです。
ちなみにアントワープはバスコ・ダ・ガマがインド航路でダイヤモンドを見つけ、貿易が盛んになり、ダイヤモンドでさかえた場所です。
イスラム(スペイン、ポルトガル)は頭が良くビジネスが得意なユダヤを迫害せずにビジネスパートナーにしたため、ユダヤ人の人々が16世紀から加工等で活躍していたそうです。
【アントワープ聖母大聖堂】
・創設日12世紀以前
・守護聖人:聖母マリア
・設計者:ペーター・アッペルマン
・様式:ゴシック建築
・着工:1352年
・完成:1521年
・建築物概要:
尖塔数:1(南塔は未完成)
尖塔の高さ:123m
大聖堂建設に携わった建築家、ペーター・アッペルマンの功績を称える記念像が、第2の塔の下に設置されています。
遠くから見るとこんな感じ
こちらの大聖堂はいつもどこかしらかを工事中らしく、垂れ幕がかかってない姿を見ることが出来た人はだいぶラッキーだそうです。
ベルギーの「アントワープ聖母大聖堂」はネロが憧れたルーベンスの大作を何点も見ることができ、まるで美術館のようですね。
大聖堂の前にはネロとパトラッシュのオーナメントが!
中国か台湾の寄贈品らしく、顔つきが少し特徴的ですね。
次にメインの絵画です。
「マリアの被昇天」
祭壇奥にあるこちらの絵が幼いネロが毎日のように訪れてマリア様の姿を亡くなった母の姿を重ねたとと言われています。アニメではこの天井の絵から天使たちが降りてきて、ネロとパトラッシュを天に連れていく様子が描かれているそうです。
「キリストの昇架」
この写真ではわかりませんが裏面にも絵がかかれています。
フランダースの犬の作者さんは、この絵の左下に居る犬を見てパトラッシュを作品中に登場させたと言われています。
「キリストの降架」
こちらがネロが見たかった絵です。当時ついになっているキリストの昇架と共に厚いカーテンが覆われており、見るためには銀貨を払わなければいけませんでした。
ネロはアニメで「きっとルーベンスは、貧しい人に絵を見せたくないなんて思わなかったはずなのに」と言っていましたが本当にその通りですね。こんなに簡単にこの絵を見てしまって良いのかと少し考えてしまいました(´>∀<`)ゝ
この大聖堂は天井が白く高く、ステンドガラスの光が反射してとても綺麗でした。
これ以外にも素敵な作品が沢山あるのでぜひ訪れてみてください(´˘`*)
「どんな物語にも背景がある」
最近、聖地巡礼などが流行っていますがその場所を訪れることで作品に対する味方が変わりますね。実際パトラッシュの登場経緯には驚きました。作者さんがキリストの昇架の犬を見ていなかったらあの作品にパトラッシュは登場しなかった...今では考えられませんねΣ( ˙꒳˙ )!?
今までは好きなアニメのカフェなどに入ったことがあるのですが、今後少し意識して聖地巡礼も趣味のひとつにしたいと思います(´˘`*)
以上、しのでした!